桃色めがねでみた世界

私の目からみた世界や、私の感じたこと、考えたことについて、気ままに綴っていきます。

越前海岸の夏 その2

先月下旬のことですが、ふたたび越前の海へ行ってきました。

越前では7月末にも一度潜りましたが、1か月経っただけでも見られる生きものは変わります。というわけで今回は、8月下旬の越前で出会った生きものたちを紹介したいと思います。

 

潜り始めて間もなく、岩場にずっしりと構えていたのはこちら。

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カサゴ様です。見るたびに思うのですが、カサゴってなんだか貫禄があります…。

カサゴはよく縄張り争いをするそうですが、わたしはまだその様子を見たことがありません。きっと迫力ある争いなのでしょう。一度は見てみたいものです。

 

岩場を泳ぎ続けていると、次はこんなものを発見。

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…ただの岩を撮ったわけではありません。よく見ると、岩と岩との間に小さな点がたくさんあるのがわかるでしょうか?この白い点、元気良く動き回っていたので、もうすこし近づいて見てみました。

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おお、何らかの甲殻類です!(笑) ピントはなかなか合わないし、詳しいことはわかりませんが…。エビの幼生でしょうか??

今はこんなにたくさんいますが、このうちのどれだけが無事おとなになれるんでしょう?思わず応援したくなります。

 

次はかわいい編。

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白い斑点模様が可愛らしい、アミメハギの幼魚です。

アミメハギは、周りの環境によって体の色が違います。たとえば、緑色の藻の近くにいるアミメハギは緑色をしています。

この子は茶色のホンダワラの周りを泳いでいるので、ホンダワラによく似た茶色っぽい体ですね。

 

最後は、おもしろい形の生きもの。

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ホヤです。まるで未知の惑星のようです…。色も鮮やか。

ホヤは色や形が本当に様々で、見ているだけでも楽しいものです。

 

この他にも、スズメダイ、コケギンポメバル、ボラ、キジハタなどたくさんの生きものたちに出会い、今回も楽しいダイビングとなりました。

大好きな日本海ですが、あと一か月ぐらい経つと、水温や海況の関係で日本海には潜れない季節になります。

冬になったら、今度は太平洋を満喫したいと思います!