冬が好き
寒い日が続いています。
私は暑い夏よりも、寒い冬のほうが好きです。
太陽が照りつける夏の日にクーラーのきいた部屋でアイスを食べるよりも、
凍える冬の日にあったかい部屋で鍋をつつくほうが、なんだか幸せだから。
心も体も、防寒対策しっかりしていきましょう。
雪、降らないかなあ…。
滋賀の紅葉を満喫
秋の終わりが近づく中、高校時代の同級生たちと一緒に滋賀へ紅葉を見に行きました。
車の中から見えた田んぼ。道の両脇に鮮やかな田んぼが広がる光景は本当に美しいものです。
今回私たちが目指したのは鶏足寺というお寺。なんでも、境内に敷き詰められる真っ赤なもみじのじゅうたんで有名なんだとか。
鶏足寺へ続く道は遊歩道になっていて、車で通ることはできません。そこで私たちは遊歩道の入口付近で車を降り、お寺まで30分ほど歩くことに。その道中でも綺麗な景色をたくさん目にすることができました。
赤と黄色のコントラスト、そして鐘。お寺の紅葉ならではの、趣のある景色です。
遊歩道の途中には、無人市場や五平餅を売っている屋台、とうがらし畑などが並ぶ空間もありました。
とうがらしって、こんなふうに生えるんですね!!思っていたのとは逆さまだったので驚きました…。食べると辛いとうがらしですが、生きているときはとっても可愛らしい植物です。
遊歩道を歩いただけでもすでに満足感を覚えつつ、ようやく鶏足寺に到着。
ありました、もみじのじゅうたん!本当に一面に敷き詰められています。
この時期にしかない天然のレッドカーペッド、ザクザク音を立てながら歩いてみたいものですが、じゅうたんの上は「紅葉保存区域」とされ人の立ち入りは禁じられていました。…たしかに、大勢の人がこのじゅうたんを踏み固めたら、あっという間に茶色いぺちゃんこのじゅんたんになってしまいますものね。
「紅葉を見るには少し遅いかな…」と心配しながら行ったドライブでしたが、もみじの落葉でできたじゅうたんを見るにはちょうど良い時期だったようです。
真っ赤に色づいた境内の中で写真撮影や散歩を楽しみ、鶏足寺をあとにしました。
続いて私たちが向かったのは、鶏足寺のすぐそばにある石道寺。
ここでも赤が主役でした。
ひとしきり赤を楽しんだ私たち、次に目指したのはオレンジ色のメタセコイア並木です。しかし石道寺をあとにした時点で、すでにだいぶ日が暮れていました。はたしてどんな景色が見られるのか…!?
着きました。これが滋賀県マキノ町のメタセコイア並木、夜バージョン。
まっすぐに立ち並ぶメタセコイア、暖かい色の街灯、通り過ぎる車のライト…。
オレンジ色かどうかはわかりませんが、これはこれで幻想的な光景。本日のミッション、無事に完了です。
友人たちと色々な話をしながら、滋賀のいいところをぐるっと巡った楽しい旅でした。
秋の最後にいい思い出ができて良かった!
もうすぐ冬がやってきますが、冬も素敵な思い出をたくさん作りたいと思います。
好奇心の秋
季節はすっかり秋になり、少しずつ冬の足音も聞こえてきました。
秋といえば、読書の秋、食欲の秋、などというように
楽しいこともたくさんありますが、
その一方で
寒いし、枯葉が落ちてくるし、日は短いし日当たりは悪いし、
年末・年度末に向けて忙しくなってくるし…で、
気持ちが落ち込みがちな季節でもあるかもしれません。
わたしも最近、ちょっとつかれてきたなあと思っていたところです。
が、写真を整理していてこれをみつけて…
(カメラに向かって突撃してくるスズメダイ)
このスズメダイのように好奇心旺盛に、
秋のいいもの見つけていこうという気持ちになりました。
せっかく毎日生きるのだから、ゆっくり、周りの景色をよく見て、
この季節にしかないこと、楽しんでいきたいですね。
わたしは柿が大好きなので柿をたくさん食べて、
今までに行ったことのない紅葉スポットを巡ってみたいなと思っています。
あなたはこの秋、何をして過ごしますか?
有馬温泉に癒される
友人と日帰りで有馬温泉に行ってきました。
温泉をじっくり楽しむ機会なんて今までなかなか無かったので、
わくわくしながら出発です。
バスに揺られて温泉街に到着すると目の前にまんじゅう屋さんやおだんご屋さん、漬物屋さんなどがずらり。
あつあつのおまんじゅうと梅昆布茶をいただき、炭酸せんべいの試食をしてから温泉に向かいます。
温泉へ向かう途中、目に飛び込んできたのはこちら、有馬川です。
川沿いで遊ぶ親子連れや子どもたちの様子がなんとも微笑ましい。
有馬川周辺の木々は少しずつ色づき始めていました。
もう少しでこの辺りも紅葉シーズンですね。
木の下に見えている真っ赤な欄干は、「ねね橋」という小さな橋の欄干です。
「ねね」とは、豊臣秀吉の正妻のこと。
有馬温泉には、秀吉やねねにちなんだ像や建造物がたくさんあります。
かつて戦乱が続いていた時代、有馬温泉には病や傷を癒しにたくさんの人々が訪れたそうですが、秀吉とねねも有馬温泉をこよなく愛していたのだとか。
やがて有馬温泉は大火や地震により大きな打撃をうけてしまいますが、
そのとき秀吉とねねは温泉の復興に尽力し、
現在に至るまで「有馬の恩人」として語り継がれることになったそうです。
有馬温泉には数多くの温泉施設がありますが、その中から今回は「太閤の湯」というところを選びました。「太閤秀吉」の太閤ですね。
太閤の湯の入り口。ひょうたん型の看板です。
太閤の湯の外観。少し、「千と千尋の神隠し」の湯屋に似ているような…?
内装もあの湯屋を彷彿とさせるようなデザインになっていて、ジブリ好きとしては心が踊りました。
太閤の湯の素敵なところは、とにかく温泉の種類が多いこと!
今回わたしたちは、6種類ほどの温泉をじっくり堪能したあとソフトクリームを食べて休憩し、その後岩盤浴でしっかり汗を流して再び温泉に浸かる…という贅沢すぎることをしました。
わたしは肩こりがひどいのですが、温泉を出たあとはずいぶんと楽になっていて体が軽く感じました。休日にゆっくり温泉に入るのは良いものだなと思いました。今後も色々な温泉を巡ってみたいです。
太閤の湯を出たあとは、その真向かいにある「ねねの小径」という小道を散歩。
ここには数種類のハーブや草花が植えられています。
中でも一番目を引いたのは、まっすぐ伸びる可愛らしいこの花。
淡い黄色が綺麗です。
日本の花ではありませんが…。
ウィンターコスモスといって、北アメリカ原産の、8〜12月に咲く花だそうです。
散歩を終えたあとはおだんご屋さんに寄り、できたてのみたらしだんごを食べて帰りました。心身ともにすっかりほぐれて、帰りのバスではぐっすり寝てしまいました。
日本の温泉文化は本当に素晴らしいなあと実感できた1日でした。
温泉のもつ治癒効果やリフレッシュ効果に気がついた先人たちに感謝です。
ときどきこのようなリフレッシュを挟みながら、またがんばっていきたいと思います。