浅草で歌舞伎鑑賞
生まれて初めて歌舞伎を観に行ってきました。
浅草公会堂で上演されている、「新春浅草歌舞伎」です。
開場の5分後ぐらいに入場しましたが、場内はすでに大混雑。
急いでイヤホンガイドとお弁当、パンフレットを購入し、席に着きます。
公演パンフレット。
今回の演目のあらすじが書かれているので、開演前に少し読んで予習をしました。
今回の演目は、「義経千本桜 鳥居前」と「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿」。
歌舞伎の話し方はすごく独特で、
初心者の私には言葉の意味が理解できないところもありました。
しかしそこで活躍するのがイヤホンガイド。
会場で有料レンタルされているイヤホンですが、
これを使うと歌舞伎の進行に合わせて
各場面の解説やセリフの意味、歌舞伎の豆知識などを聞くことができるのです。
おかげで、歌舞伎の世界の奥深さも知ることができました。
たとえば、隈取や衣装の形にもさまざまな種類があって、
それぞれ意味を持っているということ。
今回登場した隈取は「火焔隈(かえんぐま)」。
めらめら燃える炎のような形をしていて、力強さを表すのだとか。
お話の内容も、思いがけないどんでん返しがあったり、
親子愛や武士の義をテーマにしたものだったり、心に響く内容でした。
ぜひまた観に行きたいです。
せっかく浅草まできたので浅草寺にもよりました。
浅草寺の仲見世通りで売っているきびだんごが大好きなのですが、
週末とあって境内全体が大混雑、きびだんご屋にも行列ができていたのであきらめました。次に歌舞伎を観に来る機会に、リベンジしたいと思います。